ナイロンコードでの草刈りについて 三重県鈴鹿市の草刈り専門店 草刈り本舗桐生
草刈り本舗桐生です
今回はいつもの作業日記ではなく少し趣旨を変えナイロンコードでの草刈りについてお話したいと思います。
まずは↓の画像をご覧下さい
何やら見慣れない物が刈り払い機の先端に装着してありますね
こちらの赤いヒモの様なものがナイロンコードです
使用用途としては金属刃で刈りにくい場所
主に傷つけたくない壁際などの構造物の周辺草刈りに使うのですが
こちらも万能ではなく硬い木質化した雑草に当たると激しく消耗しすぐに無くなります
そして極めつけは非常に高価なのです(-_-;)
星の数ほどある製品のなかで
私が愛用しています製品はアメリカ オレゴン社製 テクニブレード7ミリという製品なのですが
これがまたお値段が高い!
じゃあ何故使う!⁇
そうデメリット以上にメリットも多くあるから使うのです
まず壁際での草刈りスピードがチップソーとは雲泥の差で
尚且つ設備破損の心配も非常に少ないので当店ではハンマーナイフモアでの刈り残りをこちらの
テクニブレードで処理しています
以前にもブログで書きましたが端の処理が丁寧だと全体の仕上がりが物凄く美しく見えます
まぁ自己満足の部分も多いのですが(^_^;)
そしてもう一つのメリットは対ツル植物に強い!
草刈りをしたことがある方々ならば経験がおありでしょうがツル属性の植物をチップソーで刈っていると
軸に絡みついて仕事にならないことがよくあります
しかしこちらのナイロンコードでは切断ではなく粉砕していきますので絡みつきにくいのです
一般的にホームセンターなどで流通していますナイロンコードの太さは直径1~3ミリ程度ですが
テクニブレードは何と直径7ミリ!
ただしこれを使うには重量のあるハイパワーな刈り払い機が必須で
最低でも排気量35㏄・2馬力以上のスペックが無いと
草を粉砕できるまでの充分な周速には到達できません
この様に一般に使用するにはハードルは高いですが
代金を頂きプロとして仕事をする以上プロの道具を使用する
それでこそプロフェショナルの仕事なのでしょう。